地元との共同研究活動
土岐市プラズマ研究委員会
活動概要
核融合科学研究所は、土岐市プラズマ研究委員会との共同研究に参加し、
地域の環境放射線測定、及び放射線やプラズマの勉強会に積極的に取り組んでいます。
土岐市プラズマ研究委員会には、土岐市を中心とする東濃地域の小、中、高等学校の先生が参加しており、
1979年より共同研究活動を継続中です。
この活動を通して、大型ヘリカル装置の建設段階から研究所敷地周辺を含む土岐市を中心とする東濃地域において、
自然環境下における放射線の線量を系統的に測定してきました。
その結果、この地域における環境放射線の分布特性等に関する貴重な基礎データを得ています。
共同研究内容
- 土岐市を中心とする東濃地域に測定点を定め、積算型の電子線量計を設置し、環境放射線の3カ月積算線量を継続的に測定しています。
- 3カ月毎(6、9、12、3月)に委員会が開催され、電子線量計によって測定された積算線量を確認しています。その測定結果から地形や季節変動要因等との関連を分析・評価しています。
- 測定データを纏め、様々な場で有効活用可能なデータベース化を図っています。
土岐市プラズマ研究委員会の風景
電子線量計の読み取り風景
土岐市プラズマ研究委員会の活動は、NIFSニュース No.196(2010)において取り上げられています。
共同研究報告書
これまでの共同研究活動は、核融合科学研究所の前身である名古屋大学プラズマ研究所時代の活動も含め報告書として纏められています。
タイトルをクリックすると報告書(pdf形式)の内容が御覧いただけます。付録としてデータベースを掲載しました。
■IPPJ-DT [旧名古屋大学 プラズマ研究所 資料・技術報告書]
- IPPJ-DT-89 (1981)
- IPPJ-DT-105 (1983)
- IPPJ-DT-116 (1985)
- IPPJ-DT-130 (1986)
- IPPJ-DT-146 (1989)
- IPPJ-DT-147 (1989)
■共同研究報告書 資料集
- (1998年3月)
- (1999年3月)
- (2000年3月)
- (2001年3月)
- (2002年3月)
- (2003年3月)
- (2004年3月)
- (2005年3月)
- (2006年3月)
- (2007年3月)
- (2008年3月)
- (2009年3月)
- (2010年3月)
- (2011年3月)
- (2012年3月)
- (2013年3月)
- (2014年3月)
- (2015年3月)
- (2016年3月)
- (2017年3月)
- (2018年3月)
- (2019年3月)
- (2020年3月)
- (2021年3月)